30.経営ビジョン(経営計画)を策定しよう!
「経営ビジョン」とは、「会社のあるべき姿」「将来に向けての発展ビジョン」それを実現するための「各部門の経営戦略」などを、コンパクトな言葉と数値で表現したものを指しています。それらを具体的に表現したものを「経営計画書」と言います。
そこで、まずは、塗装店の「経営計画書」の書き方から学んでいきましょう。
塗装工事店に特化した専門の「経営計画書」(雛形)です。こちらは100年企業型の塗装工事店を作り上げるためのポイントが全てにちりばめられています。
ここでは、具体的に「経営ビジョン」の描き方を学びます。「経営ビジョン」とは「未来の絵」です。経営計画書の中の具体的な1つの分野でもありますが、特に深く説明していますので御覧になってみてください。
経営者自身の強みを通して、発展を実現するビジョンを描く本質的な方法を提示しています。
■以下の資料も参考にしてみてください。
会社組織として仕事を行い続けていく上で、大切にしていかなければならない「思い」を明文化したものが「経営理念」です。その理念を抽出する5つの方法を学びます。
「価値観」とは、自社を自社としてあらしめ続けるための「考え方」です。「うちのやり方」を言語化したものとも言えます。「価値観設計フレーム」に基づき、体系的に考え、自社に必要な価値観を抽出します。
31.マネジメントをマスターしよう!
社業の発展は社長自身の自己変革能力からはじまります。
今までは学習をして知識を得て行動を変えてきました。具体的には、ちらし・ホームページをつくったり、営業をマスターしたりしてきました。ところが、人材組織戦略に取り組んでいくこれからは、【学習⇁実践】だけではなく、【学習⇁自己変革⇁実践】という流れになります。
具体的には以下のとおりに進みます。
人材組織戦略に取り組むということは、社長はいろいろな自分を新たに生み出し続けることになります。これを「社業の発展は社長自身の自己変革能力から始まる」と、ここでは表現しました。
このような人材組織戦略を実行していくと、集客と営業・管理会計をマスターしたのは、ほんの一歩目に過ぎなかったことにお気づきになるはずです。
ただし、大事な一歩目でもあるのは事実です。このようなことを大前提として理解した上で、以下の人材組織戦略を進めていきましょう。
人材組織戦略を成功させるために、経営者の「あるべき姿」と「経営者がイメージする未来」を以下に提示しました。
◎人材組織戦略の鉄則(=あるべき姿)
◎人材組織戦略を成功させる「イメージ・マインド」(=経営者がイメージする未来)
「人材組織戦略」で迷った時にはこのページに戻って、見直ししてみてください。
ここでは理念ビジョンの浸透を促進していく方法「理念ビジョン浸透型朝礼」の実施方法をここでは学びます。以下の3つの資料が含まれています。
・理念ビジョン浸透朝礼(雛形DL)
・朝の報告(雛形DL)
・挨拶訓練資料(雛形DL)
マネジメントの根底にある「人心の掌握」をここでは学びます。以下の研修資料・分析資料・管理資料があります。
・社内言語確認ビンゴゲーム(雛形DL)
・うちは何屋さんゲーム(雛形DL)
・人材可視化MAP(雛形DL)
・社員管理カルテ(雛形DL)
塗装店経営に合わせた「就業規則」がこちらです。以下の点を微調整をするだけで、自社に合わせてご活用いただけます。
◎就業規則(雛形)
・始業時間・就業時間
・資格手当
・給与支給日
・賞与支給日
・定年退職
・退職金規定
◎1年単位の変形時間労働制の協定届
1年単位の変形時間労働制の協定届の説明書と協定届(原本)がリンクでついていますので、記入して、労働局へ提出しましょう。
32.組織をつくり、職階制度を始めよう
ここでは、塗装工事専門店に合わせた基本の組織図を理解し、その組織の中に所属する職人を育成していく職階制度を理解し、実行していきます。まずは、基本型をしっかりと実行するように心がけていきましょう。
組織図は人間心理が投影されてるものなので、より本質的な組織図こそ成果に近い組織・強い組織となります。そのような前提による塗装店の組織をここでは学び、つくりましょう。
こちらは、1人ひとりの塗装技術者を長く雇用していくための、100年企業型のキャリアプラン設計です。こちらも「塗装技術者の人生」の本質に沿ったキャリアプランとなっています。
・辞令交付式
・辞令(雛形DL)
会社の発展と個人の成功をWIN-WINで実現していく評価制度を設計していくこと。経済的報酬と意味報酬を融合させた評価制度です。
33.教育戦略を実施しよう
部下の業務習得状況に合わせて、リーダーシップスタイルを変化させていくSLリーダーシップ論を元にした社員を育てる「仕組み」を設計します。
・レディネス(塗装部・職人)雛形
・レディネス(塗装部・親方職長)雛形
・レディネス(塗装部・経営責任者)雛形
・レディネス(塗装部・事務)
最初に必要な社員教育は、「サービスの基本」を習得してもらうための教育となります。それが「サービスマニュアル」を通した教育となります。
ちなみに♪
塗装業界を2005年から「専門店化」させたのは、「行列のできるスーパーリフォーム店マニュアル」でした。
何が言いたいのかというと、それだけ多くの塗装店経営者に伝える力が「マニュアル」にはあったということですよね。
次に、必要な社員教育とは、「定型サービス」以外で仕事上求められる「行動」や「考え方」を教える教育です。
具体的には以下の能力習得に合わせた教育プログラムを用意しています。
習得してもらう能力 | 研修内容・実施内容 |
---|---|
・報連相の基本 | 1.職階別「日報コミュニケーションシステム」(雛形) |
・現場の工程管理力 | 2.「現場の工程管理」シュミレーション・レッスン |
・リーダーとしての心 | 3.マネジメント研修①「全員が素晴らしいリーダーとして成長するための研修」 |
・理念ビジョン価値観一致型の組織 | 4.マネジメント研修②「理念ビジョン価値観一致型の塗装店をつくる研修」 |
・未来の自社イメージ | 5.マネジメント研修③「フューチャーシアター研修」 |
・自尊心を高める | 6.マネジメント研修④:テイクアンドテイク・アンドラブバディ研修(90-120分間目安) |
・自尊心を高める | 7.マネジメント研修⑤:ヒューマンプラットホーム研修(180分間目安) |
・まっすぐな人生観 | 8.ジーニアスクエスト(社員版)※現在準備中 |
これらの社内研修を通して、「社長1人が経営者」という会社から、「1人ひとりが経営者」という会社へ変革を促すことを目的としています。
34.採用戦略を実行しよう
中小企業採用の原理原則は、「人は人についていく」です。ジーニアスクエストの実習~のび太君採用について説明しています。
今、会社を発展させるために、どの部署・どの職階に、どのような人材を入れるのか、を戦略的に実施する中途採用戦略を学びます。
「理念・ビジョン・価値観」に沿った組織をつくるための新卒採用(第二新卒採用)=「弟子とマッチ(desci to Match)」の実施方法を学び、実践します。
「理念・ビジョン・価値観マッチング型」の採用成功を実現する採用ツールの作成方法を学び、実践します。
・事業発展型会社案内(C)
・採用ポスターDX
①学習をして、まず「社長自身のあり方・立ち位置(配役)」を変えていきます。
②次に「業務レディネス」「業務マニュアル」をつくります。
③次に、各社員に『職階』を割り当て、マネジメントができる組織体制をつくります。
④これらとほぼ同時並行に、「経営ビジョン」を策定します。
⑤その上で、「理念ビジョン価値観マッチング型」で、新人を採用して、業務マニュアルに沿って育成します。
⑥これを繰り返して、会社全員を理念ビジョン価値観で一致団結させて、全員で経営が出来る形にします。
ここまでできるのに、早くて5年前後です。